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戒名(かいみょう)は、仏教において、仏門に入った証し、戒律を守るしるしとして与えられる名前。上座部仏教と大乗仏教の両方で行われており、多くの場合、出家修道者に対して授戒の師僧によって与えられる。上座部では出家後に南伝仏典に残る阿羅漢に変名するため、その意味で法名と呼ぶ。 またそこから転じて、死後に浄土で出家して最終的には仏となる浄土思想にもとづき、死者に戒名を与える風習が生れた。死後の戒名は、特に日本において盛んに行われている。 一般に戒名と呼ばれる事が多いが、浄土真宗では、法名(法名 (浄土真宗)を参照)、日蓮宗系(日蓮正宗を除く)では、法号(ほうごう)が正式な名称である。
最終更新 2009年6月27日 (土) 04:52 出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』